【Minecraft】Java版とBedrock版の違いをメリットとデメリットで解説

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Minecraftを購入する際には主にJava版 (PC版)とBedrock版 (統合版) の選択肢が存在しています。今回はその2つのエディションの違いについてメリットとデメリットで解説していきます。

そもそもエディションって?

Edition(エディション)を直訳すると「版」を意味する意味になります。エディションとは簡単に言ってしまうと種類のことです。Minecraftは様々な機種でプレイが可能であり機種ごとにそれぞれ仕様が少し異なります。

エディションの違い

Java Edition (PC版)

Minecraft Java Edition 1.16.1

Java EditionはPCでプレイ可能なエディションです。略してJEとも呼ばれます。

中の人
中の人

私はこのエディションをメインにプレイしています。

Java Editionはかなり自由度が高いエディションとなっています。
細かな設定なども行え、カスタムスキンやModやリソースパック、データパックなども利用できます。

Java EditionはWindows、Mac、LinuxなどのPCデバイスでしか遊べません。またPCのスペックが少々必要です。

価格3000円
対応機種Windows、Mac、Linux
購入ページMinecraft Java Edition
最小要求スペック システム要件
良いところ
  • 過去のバージョンをプレイできる
  • 開発中のバージョンをプレイできる
  • Modなどが導入でき自由度が高い
気になるところ
  • マルチプレイの難易度が高い
  • BEのマーケットプレイスのような機能(課金要素)がない
  • 対応機種がPCのみ

細かな設定

Java Editionではフレームレートや描画距離、グラフィックスなどのとても細かい設定を行うことができます。

カスタムスキン

自作のスキンやインターネット上で公開されているスキンをアップロードし適用することで個性的なスキンでゲームをプレイすることができます。

開発中のバージョンをプレイできる

スナップショットと呼ばれる開発中のバージョンをプレイできる機能があります。そこからプレイヤーのフィードバックなどを受け正式バージョンがリリースされていきます。

JE-Snapshot【Minecraft】スナップショットとは? 開発中のバージョンをプレイする方法

Mod

ModとはMinecraftを自分好みにカスタマイズできる機能のことです。バニラ (Modを入れていないMinecraftのこと)ではできない様々なことを実現することができます。注意点としてはModは世界中のMinecraftコミュニティのユーザーが有志で開発しており公式でサポートされているものでありません。そのため不具合等に見舞われても自己責任となります。またやや導入が難しいなどの問題もあります。しかしとてもMinecraftの自由度が上がるため既存のMinecraftに飽きてしまった場合は試してみると面白いかもしれません。

Bedrock Edition (統合版)

Minecraft Bedrock Edition

Bedrock Edition (統合版)は様々な機種でプレイ可能なMinecraftです。Bedrock Editionを略してBEとも呼ばれることがあります。様々な機種でプレイが可能であるため人口がとても多いです。

価格機種によって異なります
機種Windows 10 or 11、Xbox One、Xbox Series S、Xbox Series X、PlayStation 4、PlayStation 5、Nintendo Switch、Fire OS/TV、Android、 iOS、Windows Mobile、Samsung Gear VR
購入ページ機種によって異なります
良いところ
  • マルチプレイがしやすい
  • 様々な機種でマルチプレイができる(XBOX ONE、 PlayStation、Nintendo Switch、Windows10、モバイルなど)
気になるところ
  • 過去のバージョンをプレイできない
  • Modが入れられない

クロスプレイ

このエディションの一番の特徴は同じデバイス同士のマルチプレイはもちろん、PCとSwitchとXboxなど、様々な組み合わせでも一緒にクロスプレイなどができてしまいます。

Bedrock Editionは元々はPocket Edition(スマホ版)をBetter Together Updateで様々な機種に移植したエディションでありWindows10でプレイするとJava Editionと比べると比較的軽くサクサクプレイできます。

しかし実行される環境が統一されている代わりにBedrock Editionでは過去のバージョンをプレイすることはできません。

※クロスプレイをする際はMicrosoftアカウントを使用する必要があります。

マーケットプレイス

マーケットプレイスはBedrock Editionのゲーム内ストアです。

プレイヤーはコミュニティのクリエイターが作成したスキン、テクスチャパック、ワールドなどをゲーム内通貨であるMinecraftコインを使用して購入することができます。コインはマーケットプレイスで購入できます。稀にセールや教育関連のコンテンツの無料開放も行われています。

キャラクタークリエイター

Windows10とモバイル端末では自作のスキンもアップロード可能ですがそれ以外の端末ではスキンをアップロードすることはできません。そこでゲーム内でスキンを作成できる「キャラクター」という機能が存在します。

無料でも作れないことはないですが基本的に有料のアイテムなどを購入したり実績を解除することでスキンのアイテムやマントを入手したりして組み合わせることでスキンを作成できます。

アドオン

アドオンはJava Editionで言うModのようなものです。もちろんJava EditionのModが使用できるわけではありませんがゲームのルール、見た目、物の仕組みなどを変更することができます。一部例外を除いて基本的にWindows10やモバイル端末でしかアドオンは導入することができません。

様々なアドオンがインターネット上で公開されているので興味があれば検索してみると面白いかもしれません。

注意

Windows10には2つのMinecraftが存在している

Java Edition VS Bedrock Edition

常にお気づきかもしれませんがWindows10には2つのMinecraftが存在しています。

Java Edition(PC版)とBedrock Edition(統合版)ですね。
これらは全くの別物なので注意しましょう。

今後この2つが統合されることはありません。それぞれアップデートが行われていきます。Java Editionは公式サイト、Bedrock EditionはMicrosoft Storeで購入する必要があります。Minecraftで使われているプログラミング言語も異なります。

Windows10のスタートメニューに最初からMinecraftがあることがありますがそれはBedrock Editionです。

間違えて別のエディションを購入してしまう方が多いので注意しましょう。
詳しくはこちらを参考にしてみてください。

クロスプレイ

家庭用のゲーム機などでクロスプレイを行う際はNintendo Switch Online、Xbox Live Gold、PlayStationなどに加入する必要があります。

比較

Java EditionBedrock Edition
Mod (アドオン)
クロスプレイ△ PCのみ可◯ ほとんどのデバイスで可能
マーケットプレイス ✕
リソースパック
カスタムスキン △ Win10とモバイルのみ
キャラクタークリエイター

対応デバイスについて

Java版はWindows、Mac、LinuxなどのPCデバイスのみで利用可能であり、Bedrock版はWindows 10 or 11、Xbox One、Xbox Series S、Xbox Series X、PlayStation 4、PlayStation 5、Nintendo Switch、Fire OS/TV、Android、 iOS、Windows Mobile、Samsung Gear VRなど様々なデバイスでプレイすることができます。

つまり、Java版とBedrock版の両方をプレイできるデバイスはWindows10または11が搭載されているデバイスのみです。

またWindows10、Windows11のユーザーはXbox Game Pass for PCに加入することでMinecraft: PC バンドルでJava版とBedrock版の両バージョンを同じランチャーから起動することができます。

アップデート頻度

Java版とBedrock版は両方ともほとんど同じ頻度かつ同じ内容のアップデートが行われています。またJava Editionではスナップショット、Bedrock版ではベータ版と呼ばれるテストプレイが行われています。

詳しくはこちらの記事をチェックしてみてください。

JE-Snapshot【Minecraft】スナップショットとは? 開発中のバージョンをプレイする方法

拡張性

Java Editionでは過去のバージョンをプレイできたりModやデータパックと呼ばれる拡張性の高い機能を利用することができます。しかしそのような機能を利用するには技術的な知識が少し必要になります。当サイトでは様々なModなどの使い方を紹介していますので是非チェックしてみてください。Bedrock版ではModやデータパックを利用するこはできませんがマーケットプレイスなどのゲーム内の公式ストアで一定の品質を保ったコンテンツが利用できたり簡単にスキンを作成できるキャラクタークリエイターなど、ある程度安定したエディションがBedrock版です。

次のステップ

Minecraftの各エディションの購入方法をプラットフォームごとに解説しています。

【JE/BE対応】Minecraftの購入方法

3 COMMENTS

垣田幸浩

モッド無しでリアルトレインモッドのブロックとか出してください。
電車のブロックモッド無しで出してください。

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